平成22年秋期 問題解説
過去問題文は現時点では掲載していません。公式webから確認お願いします。全問は大変なのでわかる範囲のみ解説します。
中問は省略しています。
1
よく会社でやらかすミスですが、電子メールはお互いの宛先が知られたくなければBccにするのが基本です。大容量のデータをぶち込むのも良くありません。
4
業者を選ぶ時は、一目惚れではなく総合的に判断しましょう。あらかじめ設定した基準だと、特定の業者のみが有利になる可能性があります。
7
フォローというのはついて行くという意味ですから、その意味に当てはまるものを選びます。
11
いわゆるのれん分け、のれん代のことです。フランチャイズが答え。コンビニの多くは、フランチャイズで運営されています。
15
価格は店で決めることができるので、価格の選択肢は除外です。メーカーコードとチェックディジットの組み合わせです。
17
情報とある事から、information、つまりIのつくものを選びます。
18
110*0.5+100*0.3+0=85が答えです。
20
検収とは「確認」の意味ですから、きちんと商品ができているか、納入できているか、正しい仕様かなどを確認します。
22
CSR=企業の社会的責任です。
24
当日中に配送とある事から、スピーディーな対応が求められます。
32
パッケージを買ったからと言って、著作権は帰属しません。あくまでも使用権のみが帰属します。
34
試作ソフトという記述から、プロトタイプを選びます。
35
暗号化や災害復旧は関係ありません。評価だけ見るとベンチマークですが、継続的にとあるのでモニタリングが答えです。
37
インシデントとは「問題」のことですから、サービスの低下を引き起こすものが答えです。
38
機能性とはまさに機能するかどうかですから、正しく動作することを検証しましょう。
41
要件定義でうわべの機能を決めますが、方式設計ではさらに深掘りします。
42
プロジェクトマネージャは何か一つの業務だけをこなすのではなく、全体を見渡すリーダーです。
43
第三者が見ても分かるようにすること、つまり保守性の向上が目的です。
47
常識問題だと言われたらそれまでですが、移行の計画書なので移行に必要なスケジュールや体制が最も大事です。
48
プログラミングが単体テストなら、要件定義は運用テストとなりますので、後は二択です。
50
ワイヤとはその名の通りです。盗難防止のためです。
51
品質通りできているかどうかは、テストを何割カバーしたかが良いでしょう。
54
マークアップ言語はhtml、科学技術はフォートラン、事務処理はコボルです。
55
一見破壊や改ざんが防げるように見えますが、データの中身が暗号化されているだけで、シャットアウトされればもちろん破壊のリスクもあり得ます。不特定多数に共通鍵を使うと、共通鍵がバレたらおしまいです。
56
タグというとhtmlに見えますが、自分でタグを定義することができるマークアップ言語はxmlです。
59
クッキーは別のpcまでは保持してないので、aは除外。bとcが答えです。
60
IPアドレスの枯渇が回避できるのがIPv6の最大の特徴です。地球上の石ころにもIPアドレスを振れると言われています。
62
シングルサインオンとは、一回のサインオンで複数のシステムが使えることを指します。
63
データの正規化とは、例えば
出席番号 所属名 名前 などという表を、出席番号 名前|出席番号 所属番号|所属番号 所属などに別々の表にすることです。
このようにしていると、例えば所属名が変更になっても元の表ではなく所属ヒョウだけを飼えれば良いので保守が簡単になります。
めんどくさい状態になっていることを「冗長性(じょうちょうせい)」といいます。
64
稼働率の公式
直列=そのままかけ算
並列=1-(そのままかけ算)
直列と並列=そのままかけ算
それで考えると、並列のみがあるのが一番稼働率が高いです。
65
Webページの閲覧プロコトル=http
httpの下→tcp/ip
まずaの時点で除外されるので、後は考える必要はないでしょう。
67
ファイルシステムは、ファイルにアクセスするための統一の枠組みのことです。
69
x,yの値をトレース(順番に列挙)していくと、答えが出ます。
2,3
4,2
5,1
70
基本情報に出てきそうな少し難しい問題ですが、コネクタ形状は複数あり、データ転送速度は利用者は選べない、パラレルインタフェースとあるがそもそもUSBはシリアルインタフェースなので間違い。
71
ユニバーサルデザインは、誰でも多くの人が見られるようなデザインのことです。
74
URLとは、webページの住所(アドレス)の別称です。
75
利用者を巧みに誘導して、とありますが、これらはフィッシングです。フィッシング=釣りで覚えましょう。
76
情報セキュリティポリシは、社員だけでなく全員に徹底させるようにしましょう。
77
OSSとは、オープンソースソフトウェアのことですが、自由な配布や改良が許されています。
78
情報の機密性が守られるのはどのような時か、常識の範囲の問題かなと思います。
79
関係データベースは、ヒョウとヒョウを関連づけるわけですが、まず最初に追加する時はどことも関係のないところから追加していきます。つまり商品表をまずやってしまうと、業者コードが不明なので追加できませんよね。業者→商品→仕入れ明細
80
SSL証明書は、電子署名されているサイト、中身が暗号化されていると言うことだけが、判断できます。
暗号化されているからと言って、財務状況が安定しているものではありません。(確かに暗号化の導入には金がかかりますけどね)
81
シンクライアントとは、thin、つまり薄いので中に何も入っていないことを表しています、。ネットワーク経由でマシンを立ち上げるようなものです。
83
4700000/(700*2)を計算し、一番近いものが答えです。
84
商品表から価格を読み、数量をかけて、それぞれの商品の合計を出すとわかります。
85
面白い問題ですね。BBBBBBWWWWBBBBWBWWWWBWWWWとなりますが、これを数値で表すとB6W4B4WBW4BW4となり、25文字が13文字になりました。この浮いた文字数を割合で出します。
(ちなみにこのような圧縮の方法をランレングス圧縮と言いますが、まぁITパスポートではここまでは問われないでしょう)
86
開始してから終了するまでをターンアラウンド、単位時間のことをスループット、システムの性能評価はベンチマークといいます。
87
リレーショナルデータベースは、それぞれ関係性を定義しないとその先の文字列にはアクセスできませんので、部署名や都道府県名を出したければ部署コードや都道府県コードを含めるのは当然のことです。